己の本性になる ― 教育相談、カウンセリングの実践を経て ― 安江昊太郎 著 税込価格●1,000円(本体価格 926円) 取扱店●《新得町》相馬商店/共働学舎ミンタル 《帯広市》岡書/宮脇書店/ザ★本屋さん(コロニー店・エルマー店・いっきゅう店) 《芽室町》ザ★本屋さん(ダイイチめむろ店) 《移動本屋》鈴木書店 《札幌市》環境友好雑貨店これからや 《直販》詳細はこちら 発行・注文・問合せ●PCサポート芳賀工房 芳賀耕一 081-0039北海道上川郡新得町新内西1-125 TEL: 0156-64-6893 / 090-8708-6334 FAX: 0156-64-6893 / 050-7500-6839 A4チラシ 2018/08/27 版(940KB) |
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PDF版(2483KB)を全文無料公開しますので、ぜひ読んでみてください。 |
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読者の声(ペンネーム可ですので、ご感想をお寄せください。) |
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■塚原 正也 早速読みました! 本当にすごい、心が震えました。 外で歩きながら読むのですが、どれほど泣くのを我慢しながら本を閉じたことか。。。 自分がクライアントでもないのに、この本のカウンセリング効果は絶大です! 特に最後らへんの、秘伝に触れるような部分は鳥肌もんです。 ありがとうございます! ■T 65歳の男性です。40年間、鬱病に苦しみ続けています。 昨年(2018年)1月から、安江昊太郎先生の教え子でいらっしゃるカウンセラーの先生に、毎週カウンセリングを施していただいています。 そのカウンセラーの先生がこのご本を私にプレゼントしてくださいました。 このご本は、カウンセラーの先生方や、これからカウンセラーになることを目指していらっしゃる方々だけでなく、クライアントの私にも大変役に立つ気がします。 生き方が分からなくて苦しんでいる人、大切な人の心にどうやったらもっと寄り添うことが出来るだろうかと悩んでいる人、そんな人にとってもとても役立つ本だろうと思いました。 カウンセリングの理論を語っている本ではなく、実践に基づいた体験談が中心に書かれているご本ですので、素人でも読みやすい本だと思います。 でも、すらすらと読むだけでなく、一つ一つの物語毎に、少し歩みを止めて自分の中で振り返ることによって、安江先生の体験が自分自身の中に少しずつ消化されて行く気がしています。 安江先生がクライアントとの交流の中から預かられた貴重な預かり物を本として上梓してくださって、本当にありがとうございました。 ■統合失調症じゅんぺ 地震の前に送ってくださった「安江昊太郎」氏のご本、送ってくださってありがとう! 新聞にのったインデアン氏(※芳賀耕一)も見れて久しぶりです。 大変すばらしい本で読みやすく、すぐ1回読んでしまいました。 カウンセリングをする方の目線で書かれているのは私ははじめて読みました。いつもはカウンセリングされる側なので、ドクターは何を考えているのかなと、いつもわからないままにカウンセリングされておりました。 でも「こんなカウンセリングもあるんだ」とおもしろく、驚きながら、感心しながら読ませていただきました。1回読んですぐにまた読もうと思いました。とにかくおもしろいです。 さすがにインデアン氏のおじちゃんだなと思いました。 奥が深くて思いやりがあって機知があってあたたかみもある。カウンセラーの仙人みたいな方ですね。 ■加藤 佳子 戦争の頃の体験、教育者、カウンセラー時代の出来事、どれもとても興味深く、多くの方々の目に止まるものになればいいと願っています。 義父(90歳)に聞く戦争体験でわからなかったことが鮮明になったり、私の母が日立に住んでいたりと、安江様に親近感を覚えています。 ■m 強く印象に残ったのは ”人の話を聞く” 時の著者のその在り方です。 耳で聞くのではなく、頭で理解するのでもなく、ただ体の芯で相手の全部を受け止める。 ジャッジしない 解決しない アドバイスしない ただ聞く。 こんな風に自分を空っぽにして 人の話を聞ける人はすごいと思います。 きっと、たった1回のご縁でも そのことを心の支えにして 生きている人が たくさんいるんじゃないかなぁと思いました。 ■前中 佳澄 かなり字を読むのが嫌いな自分が、人生で読みきったのはこの本が2冊目です。 本はなかなか嫌いで、同じ行を何回も読んでしまうし、漢字が解らなく…、読むのに必死で内容が入って来ず…と、面白いと思ったことがなかったけれど興味のある本は面白いことが判明♪ そして 興味のある本は 読もうとする力を発揮することが判明した。 だから全部読むのに1週間ほどかかった。 そして2回ほど読んだけれど(気になった所は何回か読んだ)、毎回読むたびに自分が感じ取れるものが違っておもしろい。 1回目あのときはこう感じたのに、今回はこう感じるなぁ、とそのときの自分の心の心境・変化によって、本の内容の受け取り方がいつも違って不思議な感覚だった。 自分はカウンセリングと言うのは受けたことは無いけれど、もしかしたら、こう言う気持ちになったり、こう言う感覚がカウンセリングなのかもしれないと思った。すこし気持ちが楽になったからだ。そして スッキリした様な感じがした。 ひとことで表すと『このままの自分でいいのか!』と思えた。 きっと、また違う人が読むと、また感じ方が変わるのか♪と思う。 そして、この本の内容の組み立て方もおもしろくて、過去に行ったり現在に行ったりする様な感じがした。 きっと読み進めるとカウンセリングを受けている様なそんな感覚、そんな風な構造になっているのかな?と思った。 人の心って繊細で難しいけれど意外と単純だったりして、そんな風に思えて、すっきり、さっぱり、少し身が軽くなった様な感じがした。 おもしろかったです。 ■ねじまき鳥 家に届いた郵便に、思いがけず懐かしいお名前を見つけて驚きました。 早速ページを開き、最初から最後まで引き込まれて読みました。 文面から立ちのぼって来るものは、以前私が感じた通りの安江先生でした。 私がクライアントとして先生に出逢ったのは、生きてきた中で最も辛い時期でした。 当時は小学校の教師をしていましたが、人間関係に疲れ果て、生きているのがやっとという状態でした。 何度か通って話をしました。 この本に書かれている通り、深いところで本当にしっかりと聴いていただいていると感じていました。 そのうち、自分でも驚くような変化が起こりました。 それまでは絶対に言えなかった相手に絶対に言えなかったことを、言うことができたのです。 その日、私は、食べ物に味があることを思い出しました。 それから間もなく、風景には色があることも思い出しました。 元気になった私は、教職の傍ら心理学の勉強を始めました。 カウンセリングは単なる悩み相談ではなく、その人の生き方を根底から変えるものだと知ったからです。 その後退職して大学院で心理学を学び、現在は臨床心理士としてスクールカウンセラーの仕事をしています。 これまで多くの先生方からご指導を受けましたが、私のカウンセラーとしての原点は、安江先生とのカウンセリングです。 カウンセラーとしてはまだ駆け出しで迷うことばかりですが、この本をいただいて、「原点に立ち返りなさい」と言われた気がしています。 今、先生にお会いしたい気持ちでいっぱいです。 |
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■小祝 美雪 出版にあたりお手伝いさせていただきました。 入力しながらも、涙で手が止まりました。 素晴らしいです。 ぜひメンタルケアの仕事をされてる方や、教育関係者、ケアサポートの方に読んでもらいたい。 |
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■野田 尚 「己の本性になる」は最初義務感で読み始めましたが、読み始めるとどんどん引き込まれ、一気に読んでしまいました。 強く感じたのは、相手の本当の心に寄り添う強い意志と深い愛情です。 昨今、私の知る限りでもあらゆる心理療法やカウンセリングの手法が入って来ていますが、今も昔も大切なのはテクニックや手法では無いと、強く感じました。 (この本は)教育相談やカウンセラーの体験記というより、著者の真摯な生き方を通して読者に語りかける、人が生きることの本質に迫るメッセージだと感じました。 |
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■安部 直美 とても興味深い内容で、感銘を受けました。 今、家庭や学校、職場で心が折れそうな程、つらい思いをしている人が、たくさんいますね。 その方たちが皆、こんな風に心に寄り添って下さるカウンセラーと出会えたらいいな、と思いました。 |
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■芳賀 達也 戦争中の体験の所を、大変興味深く読みました。戦争中に大人や子供がどんな風に考えていたのか、ずっと知りたいと思っていました。 この本の内容は具体的で、すんなり分かるような気がしました。戦争中の体験を語れる人がどんどん歳をとって行くので、貴重な記録だと思います。 |
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■芳賀 耕一 叔父・安江昊太郎(1930年生まれ)は、1953〜64年、新得町立上富村牛小中学校や北海道清水高校等の先生をしていて、東京の我が家では「北海道のおじちゃん」と呼んでいました。 北海道のおじちゃんは、上京すると、凧を作ってくれたり、書初めを教えてくれたり、サッカーや自転車で遊んでくれ、お年玉も少し多めにくれるので、私(1955年生まれ)はおじちゃんが来るのを心待ちにしていました。 おじちゃんは、上富村牛小中学校の生徒から「踊りを教えて」と言われると、東京・自由が丘の石井漠舞踊研究所に日参して、押しかけ弟子となります。 夏休みと冬休みの5週間、子どもたちや大人たちのレッスンに混ぜてもらって、毎日、朝から晩まで、レッスンを受けたそうです。 同じ頃、おじちゃんはカウンセリングにも興味をもち、先駆者達を訪問し、「カウンセリング講習会」などに参加するようになります。 1964年、「北海道のおじちゃん」は「日立のおじちゃん」になり、以後は日立市と東京で教育相談・カウンセリングを続けてきました。 一方、北海道での暮らしに憧れた私は19歳で北海道に渡り、22歳で新得町に移住し、10年前から、廃校となった上富村牛小中学校近くの肉牛牧場などで仕事をしています。 新得に移住したのも、トムラウシでの仕事も、たまたまの縁あってのことですが、無意識のうちに、大好きだった「北海道のおじちゃん」に引き寄せられたのかも知れません。 2017年6月、久しぶりにおじちゃんに会うと、「本を出版したい」と200枚を超える手書き原稿を見せてくれました。これを持って、出版社に売り込みに回ると言うのです。 おじちゃんの意気込みに、私は、電子出版と手作り製本であれば何とかなるかなと引き受けましたが、入力・校正・表紙デザイン・印刷など、多くの友人らの協力を得て、ついに初版本1000冊が完成しました。 この「己の本性になる」は、おじちゃんが40年続けてきた教育相談・カウンセリングで、クライアントとどのようにかかわってきたかを記録したものです。 おじちゃんは、「教育相談やカウンセリングという仕事は、相談員がクライアントとかかわっていく中で『その人自身の本性になる』ことを手伝う仕事である。」「相談員自身も『己の本性』になっていかねば、できることではない。」といいます。 題名だけを見ると、難解な本に思われるでしょうが、教育相談・カウンセリングとは無縁の人にとっても、内容は具体的で分かりやすいので、ご安心ください。 内容はホームページでご確認いただけますので、最初の1〜2章だけでも是非読んでみてください。特に中学3年生での戦争体験の話は多くの方に読んでいただきたいです。 この本のあとがきには、「私も、生まれてこのかた、多くの人々から大切なものを預かってきた。この、私のうちにある大切な預かりものを、生きているうちに人々に渡しておきたいと思ったからだった。」とあります。 この本が、皆さんの口コミ等を通じて、多くの人々の心に届くことを願っています。 |
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